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2010年11月27日 (土)

激熱!相模湾泳がせブリ

  ワラサ釣りで盛り上がっている頃、相模湾に更に大型のブリが来遊していたことをご存知でしょうか?アジ船のハモノ仕掛けにて浮上した10kg弱のブリによって瀬ノ海のハモノ泳がせ釣りは一気に盛り上がりを見せています。

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泳がせ船出船開始!
Pb223765_2 この状況にすばやく対応したのは大磯 邦丸。この夏は相模湾のルアーキハダ・本ガツオ・ワラサなど大~中型青物を狙い高い実績を残してきました。大型狙いならこの船宿です。
邦丸のスタイルは最初に餌のサバ釣り→後半泳がせ釣り。ですのでアジビシ・泳がせの二つのタックルを準備する必要があります。

泳がせタックルは
Pb223767 ・2m前後の青物ロッドやグラス系ビシ竿
・PE6号200m以上巻ける中型両軸リール

仕掛けは胴突き型。船宿HP上の仕掛けはハリス14~16号1.5mに針はヒラマサ14~16号。親子サルカンにハリスと錘150~180号を接続するスタイル。お好みで幹糸や捨て糸をつけて作成すれば絡みのトラブルも低減できます。
船宿では泳がせ仕掛けの販売はしておりませんので必ず事前に準備しましょう。

まずは餌の確保から
Pb223766 週末は満船状態(限定12人)だった邦丸も月曜日は多少減って片舷4名での出船。泳がせ釣りというからにはまず餌を確保しなければなりません。いかに短時間で多くのサバを獲れるかが勝負!これに時間を掛けてしまうと後のブリ釣りの時間が短くなってしまいます。
餌のサバ釣りはアジビシ釣りを中層で行うスタイル。イワシミンチを130号のビシに詰め、がしがしシャクって寄せてゆきます。このとき仕掛けはアジ用のものでは太くてもハリス3号前後なのでイナダ仕掛けを短くカットして使用すると便利。これならハリス4号以上なので多少手荒に使っても切れる心配はありません。
Pb223771 また活サバを弱らせない心がけとして
・素早く針を外す
・できるだけ魚体に触れない
・すぐに生け簀に移す

以上3点は確実にこなしましょう。もし鰓を傷つけ出血させてしまったらすぐに弱り餌にはなりませんので隔離してください。

泳がせ釣り開始
Pb223770 餌のサバがある程度集まったらいよいよ泳がせ釣りです。サバ釣り場より少々移動しやってきたのは瀬ノ海。アジ釣り場として有名で多くのベイトフィッシュが回遊することからこれを狙って大型青物も姿を見せます。この大型青物の回遊コースを予測し、魚探に映る反応を見ながらポイントを選定してゆくのです。
泳がせ釣り最初の作業は活サバの針付けです。少しでも元気な状態を保つべく、生け簀より出したら素早く針付けしましょう。口から上顎へ針を抜き、水面で泳がせ異常がなければ海底目指して沈めます。水深は100mほど指示タナは底から3~5mです。

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活きの良さが捕食魚を誘う!ずれ防止に懐へソフトビーズも有効

船長に聞く泳がせ釣りのポイント
Pb223792 指示タナでサバを泳がせるだけに見えるこの釣りでも、当然船内に釣果差は出てきます。貴重な大型ブリをしとめるにはどうすればよいか?味澤船長聞いたポイントをまとめると以下の3点が重要なようです。

・ロッドが突っ込むまで持たない
30cm程のサバを飲むには時間が掛かる。針についている限り何度もアタックを繰り返すのでじっくりと針掛かりを待つことが大事。

・送り込み厳禁
餌をくわえているときにテンション変化を与えると離してしまう事がほとんど。また手に持つと十分な食い込みを待ちきれない人が多い。

・ポンピング不要。掛かったらドンドン巻く
引き込みは強烈だが顔を向けさせれば意外と巻ける。指定仕掛けやタックルを用いればロッド角度を保っての巻き上げが可能。不用意なポンピングはブリに反転の隙を与え、ファイト時間増加によるサメの食害やオマツリのリスクを増大させる。

さすが経験豊富な船長のアドバイス。しっかり実践して大物をしとめたいところです。そして恐縮ながら私からも追加させて頂くと

・予備の仕掛けは多めに
一瞬が勝負となる大型魚だけに「時合にオマツリほどき」ほどバカらしいことはありません。時間の掛かる絡みなら即切断し次の仕掛けを出しましょう。

相模湾に大型ブリが回遊している幸運に感謝しつつ、全力で挑み打ち勝ちましょう!

いきなり本命ヒット!
船長指示タナへセットしキーパーへセット。下手な手持ちより確実な置き竿。熟練の泳がせ師なら手持ちで探ってもよいでしょうがアタリから引き込みを待ちきれるだけの我慢には自信がありません。それよりも状況をtwitterにてリアルタイム更新を・・・。とキーを打ち始めた矢先でした。
Pb223768 目の前でサバの振動を伝えていたロッドが大きく上下。時に跳ね上げられ時に引き込まれ、早速アタリが来たようです! その様子にロッドへ近づきスタンバイすると「まだだ!」と船長のアドバイス。まだアタリ段階「掛かるのはロッドが引き込まれてから」先の言葉を思いだし逸る気持ちを我慢しつつ様子を見ていると今度はロッドが海面に突き刺さりました。
このタイミングでロッドを引き起こしがっちりフッキング。すると中々のパワーで抵抗しロッドは満月を描いています。「どんどん巻いて~!」後ろからのアドバイスを受けながらグリグリ巻き上げてゆきます。時折ドラグを滑らしながら海面に姿を見せたのはワラサより一回り大きな魚体のブリ。船長の差し出すネットに無事に収まり、船中1本目をゲットしました!
仕掛けを下ろしてから僅か3分。最初の魚は85cmでした。そしてこの1匹を皮切りに今月1番ともいえる荒喰いが始まりました・・・。

アタリラッシュ♪アワセが勝負だ!
Pb223772 本目を舳へ置いたクーラーへ運んでゆくと船内2名が同時ヒット!左舷舳1番の釣り人のロッドが大きく絞り込まれています。「ポンピングしないでドンドン巻いて!」と船長からも激が飛びます。これも大きそうだと思った矢先、残念ながらロッドから重みが消失。巻き上げてみるとヒラマサ針が折られています・・・。残念でしたがもう一人の釣り人はしとめた模様。右舷側で上がったのは96cm!文句無しのブリです。
そして約10分後、針を折られた釣り人と我が父にアタリ到来!父はアワセを待ちきれずスッポ抜け・・・。しかし先程の雪辱に燃える釣り人はがっちりフッキング!「今度は逃さぬ」という気合いの入ったファイトで浮上したのは99cm!1mまで僅か1cm足らずも見事なサイズです。
まだ続きます。次のアタリは15分後。船中ほとんどの人にアタリ到来。左舷側4人は我が父を残してヒット!右舷でも掛かった用です。
1匹上げれば要領はもう大丈夫♪ 愛竿マッドバイパースティングを大きくしならせればロッドがぐいぐい魚をリフト。ロッドの角度が戻ろうとする速度に合わせてリールを巻けばゆうゆう浮上してきます。左舷側の掛けた3名は全員ゲット!この調子でどんどん行きましょう♪

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アタるときは同時が多い!オマツリに注意し数を伸ばそう

ついに父にもヒット!
開始直後と比べてアタリの減ってきた船内。見る限りアタリはヒットの約3倍。ヒットはゲットの約2倍。平均するとアタリ6回に対して1匹獲れれば良い状況です。が、あくまで平均の話で船長のアドバイスをしっかり遵守すれば確率は大きく向上。何事も船長の話は聞くものです。
Pb223779ここまで苦戦が続く我が父。何とか釣ってほしいのですがどうしてもアタリを我慢しきれない様子。確かに他魚の釣りと比べれば掛かっているように見えるほどロッドは曲がりますが相手はブリ。ここの我慢が意外と難しいところなのでしょう。
アタリを求めて船も小移動の繰り返し。最初のポイントは良かったのですがサメが現れてからアタリ減。以降はポツポツとアタリを拾いながらの釣りとなっています。ブリ自体の活性は決して低くはないだけにサメが恨めしい限りです。何度かの流し替え後、大きめに移動し多数の船が集結するアジ船団の中へ。これが吉で再びラッシュが始まりました・・・。
アジ船団のほぼ真ん中。リズミカルにコマセをシャクる船の中ではやや異様にも見える泳がせ船のロッドが次々にアタリを捉えます。久々の連続ヒットに船内の空気も再びヒートアップ!90cm級にやや小振りとなるワラサ級が数本船に取り込まれてゆきます。このラッシュに私は88cmを浮上させるも次のアタリで無念のラインブレイク・・・。1本目を上げたあと仕掛けの点検を怠って直ぐに下ろした事が敗因です。大きかっただけに痛いブレイクとなりました・・・。
Pb223780しかしこの状況にも取り残される我が父。仕掛けも餌も私と同じなのですが何故アタらないのでしょう・・・?
ですが諦めない努力が最後にやっと実を結びました。終了まで後30分で父に待望のアタリ。「まだだ待てよ!」と船長も状況を見守ります。周りのアドバイスに揺れる穂先をじっと我慢し、そしてやってきた大きな引き込みに「いけ!」「今だ!」との歓声と同時に渾身のアワセ!ぐいぐいと絞り込まれるロッド。やっとフッキングが成功しました。
Pb223783 しかしフッキングしたからといって安心などできません。ファイトはここから開始なのです。大きく引き込みを見せるブリ。ロッド・リールの強度は十分も父は大物とは2年半振りのファイト。ブランクは体を硬くさせ、老体の体力を確実に減らして行きます。
それでも最後のチャンスだからこその必死な巻き上げ。波状的にやってくるブリの引きをいなし、体力と闘いながら10分の時間を要して浮上させたのは87cmとまずまず。最後まで抵抗を見せたブリも船長の出すネットに一発で収まりファイトはここに幕を下ろしました。

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最後まで頑張った会心の1本! 船長と息をあわせてネットに誘導します

最後に良型ゲット
4_2やっとブリを釣り上げた父。これで集中して自分の釣りに戻れます。残り時間は15分ほど。最終流しのスタートです。
「何とかアタリを・・・」と仕掛けを下ろすと、タナ取りと同時にアタリ到来!思いのほか早いアタリに驚きつつも引き込みのタイミングを計ってアワセを叩き込みます。大きく引き込まれるロッド。アワセも決まり重量感は今日一番。これは確実に取りたい1本です。
時折滑るドラグに注意を払いながらサメの襲撃が来ないことを祈りつつ慎重ファイト。そしてゆっくり上がってきたのは97cmの良型♪ 最後に良いサイズをしとめることに成功しました!

今回は大漁♪
Pb223793 今回は船中ブリ11本にワラサ混じり。私は4本で竿頭ゲット♪ 久々に「釣った!」という感覚を味わえました。他に3本の方が2名と良い日に当たったようです。
邦丸では泳がせブリ船が始まってからメーターオーバーのブリや大判ヒラメも上がり好調維持。釣果に多少の波はあるものの、この調子ならしばらくは期待できそうです!全般的にみてブリ類は低気圧接近前が有利です。天候が崩れ気味の日を狙えば思わぬ大釣りに巡り会えるチャンスがあるかもしれません。

他海域も臨戦態勢
ブリで盛り上がっているのは瀬ノ海だけではありません。沖ノ瀬海域では毘沙門よりハモノ船を出船開始。週末限定出船が多いですが釣果が上向いてくれば平日出船も始まります。こちらはヤリイカを釣りながらのイカブリスタイルで8名限定出船。ハイシーズンには満船御礼となるほどの人気を誇ります。
またイカブリといえば既にスタートした初島海域が超有名! こちらは夜釣りで夕方より出船し前半ヤリイカ、後半泳がせにてブリを狙います。今年は初日から8kg級が頭4本しかも2名!例年12月上旬より本格出船し年内一杯が有望。10kg級も多く混じってきます。
大物狙いでは年内最後のターゲットとなるブリは意外と近海に潜んでいます。海域・釣方を選んでぜひ狙ってみてはいかがでしょう?

Pb223765 【利用船宿】
大磯 邦丸
℡/0463-61-4845
泳がせブリ船 10,000円

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