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2010年6月13日 (日)

暑い季節にはエリアフィッシング

 気温も水温もグングン上昇。川でも海でも、陸でも船でも魚が釣れ盛っています!
そんな中、今回挑むのはエリアフィッシング。涼しい上流域の管理釣り場では様々なマス類が釣り人を待っています。

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人気のエリアフィッシング
P5132122_2 そもそもエリアフィッシングとは何なのでしょう? これはマス類を中心に放流する管理釣り場で、ルアー・フライを用いて狙う釣りの総称です。
エサ釣りでイクラやブドウ虫をつけて狙うマス釣りも該当はしますが、最近はルアーを指す意味合いで捉えられることがほとんどです。

・多彩な放流魚
エリアフィッシング最大の魅力は様々な魚種が狙えるところ。ニジマスを中心にヤマメ・イワナ・ブラウンといった陸型トラウトから、スティールヘッド・サクラマス・シルバーサーモンといった降海型まで放流するところもあります。

P5132132 ・ストリームとポンド
釣り場は2つの形で分かれ、自然河川を区切って作られたストリームエリア、池に水を張ったポンドエリアのいずれかになります。
それぞれに魅力がありますが大きな違いは流水と止水。これにより選ぶルアーが若干変化します。

タックル
トラウトタックルはライトクラスの繊細な組み合わせ。これは警戒心の強いトラウトへ軽量ルアーを違和感無く動かし食わせるために現在の形になりました。

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道具は至ってシンプル!ロッドスタンドもあると複数のロッドの携帯に役立ちます。

・ロッド
5~7ftのロッドで対応ラインが2~5lbまでのものが多くみられます。
調子はスプーンの極低速のリトリーブが多いポンドではスローテーパー。プラグのトゥイッチといったロッドアクション、流れに対しての速巻きの多いストリームではファーストテーパーが多く使われます。

・リール
ライトラインでときに60cmを越えるトラウトをしとめるエリアフィッシングでは何より重要視したいのはドラグ性能。この性能の如何で釣りが決まるといっても過言ではありません。
メインとなるのはスピニングリール。サイズは小型でダイワ・シマノ製なら1000番クラスが主流です。最近は200g以下の軽量モデルも見られるようになりました。

・ライン
軽量ルアーが飛ぶ細さ、大物にも負けない強度。エリアフィッシングで求められるラインの条件は過酷です。
様々な条件で選ぶラインは変わりますが標準はナイロン素材の3LB。スレているようなら細く、大型狙いなら太くなります。また耐磨耗性に優れたフロロカーボンラインも障害物周りを攻める際には心強い武器となります。

・ルアー
トラウトとの接点。釣り人が最も気を配る部分はルアーでしょう。ほかの部分がどんなに優れていても魚を食わせるルアーが機能しなければ釣れることはありません。それだけに様々な状況に対応するべく、タックルボックスのルアーは増え続けてゆくのです。
トラウト用ルアーはスプーンとミノーが大半です。ニジマスに有効でスローな等速巻きに優れるスプーン。そして釣り人のアクションがダイレクトに釣果に現れるミノー。共に様々な局面で使えますが前者はポンド、後者はストリームで使用されることが多いようです。

リヴァスポット早戸
020 今回訪れたのはリヴァスポット早戸。宮ヶ瀬ダムの上流に位置するこの管理釣り場は典型的なストリームタイプ。都心から1時間半ほどとアクセスに優れた地理ながら、自然溢れる山岳を流れる早戸川を見ていると神奈川県であることを忘れてしまうぐらいです。
古くからこの地で営業しており、年輩の方々には「早戸川国際マス釣り場」の方が通りがよいかもしれません。この管理釣り場はBBQエリアが設けられ、釣ったマスをその場で焼いて食べることも可能。家族連れならば釣りにBBQにと非常に楽しみの多い釣り場といえるでしょう。

渋い状況 創意工夫の勝負へ
P5132121 さて釣り人の視点から当日の状況を見てみましょう。
天候は晴天。前日までの降雨の影響を感じさせない高い透明度の川水。辺りをカゲロウが飛び交い、時折水面ではトラウトがライズしています。
この状況からトラウトの注意はカゲロウの飛び交う上方へ向いており、併せて川岸に立つ釣り人達を警戒しているように感じます。
実釣開始時刻と共に研修参加者が釣りを開始するも、派手な服装をしている人はアタリも遠く、明らかなトラウトの警戒を感じます。そんな中、赤い目立つ服装でも構わず釣果を揚げる同行者も・・・。その者は大型トラウトが影を潜める落ち込みのアップストリームへミノーをキャスト。そして上流から流れに乗せて落ち込みへルアーを落とし、トゥイッチでミノーにヒラを打たせリアクションバイトで捕らえてゆきます。掛ける魚もイワナが多く、完全に熟練の技です。きっと多くの研鑽を積んできたのでしょう。
さて一部の釣り人に釣果が集中する状況で、初心者にはやや厳しい低活性。私も初心者を連れて釣っていますが、自身は釣れても中々釣らせてあげることができません。

P5132150 やがてお昼時となり暫くして午後の放流が始まりました。放流直後はいわずと知れた爆釣のチャンス! 諦め顔をしていた人にも再びやる気が戻ってきたようです。この放流は単に「放流魚が釣れるチャンス」というわけではありません。放流チャンスの真の意味は「放流魚の活性に炊き付けられた大型が動く」ことにこそあります。
チャンスを活かすべくパートスタッフを釣れて再び釣り場に。大型を狙うべくルアーは当然ミノーを選択。橋下・岩影・落ち込みを丹念に探ってゆきます。ポツポツと掛かってくる小型の放流魚を外していると、連れていた初心者がついにHIT! 大きくロッドを絞り早々に引き上げたのは40cmほどの中型レインボー。「折角なので大型を・・・」とつけておいたミノーが功を奏したようです。
苦戦していた初心者が初めての1匹を手にし、とりあえずの任務は完了。今度は自分の釣りに専念します。様々なストラクチャーを舐めるようにミノーを通してゆくと死角から出てくる大きな魚影・・・。しかし大型ばかりがルアー直前で反転してしまいます。反応させ追跡までは出来ているのですが決め手に欠けるようです。まだまだ自身が未熟ということなのでしょう。

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小型は難なく釣れるも大型は一筋縄ではいきません。様々なアプローチで狙いましょう。

これからの暑い季節に
033 今回訪れたリヴァスポット早戸では釣り以外にもBBQを楽しむことができます。釣りたてをその場で調理して食べられる釣り場も多いのもエリアフィッシングの魅力です。
これから暑い季節が訪れてもストリーム系の釣り場なら標高が高いところが多いので涼しく、そしてポンド系の釣り場なら夜釣りが楽しめるところもあります。
気軽にそして涼しく楽しめるエリアフィッシング。自然豊かな山の中で竿を振るってみてはいかがでしょう。

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