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2009年3月

2009年3月22日 (日)

03/19 多摩川マルタ釣行

皆様、[マルタ]という魚をご存知でしょうか?普段は河川下流域に生息し、例年桜が咲く頃になると遡上して産卵を行う大型のウグイの一種です。シーバスをされている方にはお馴染みの外道かもしれません。しかしこの魚、平均50cm程に成長しトラウトタックルで遊ぶには非常に面白い相手なのです。

 今回は遡上を開始したとの情報を得て多摩川へ行って来ました。今年は二子玉川地区で河川工事が行われており、昨年から河川の形も変化しポイントも一から探さなくてはなりません。当日は釣りに入る前に河川沿いの道より地形を眺めて凡そのポイントを把握。マルタは大抵瀬の周辺で群れているので目星をつける事は容易です。そしてやはり河川工事の影響か第三京浜周辺は濁りが入り群れは少なめです。

P319041120分程河川を見た後、R246川上に入ることにしました。ポイントに着くまでは天候も良い為か平日ながらランニングやピクニックに来ている人が多く見られ、だいぶ春らしくなってきていると感じられます。やはり河川は活気に溢れている方が良いですね♪

P3190399  河川の風景を楽しみつつポイント到着。本流から枝分かれした分流で、緩くなった流れの中に多くの魚が入っています。そして本流部との分かれ目周辺には目的とするマルタが水しぶきを上げながら泳いでいます。婚姻食で腹側が赤く染まり他魚と見間違える事はありません。写真の黒っぽい影は全てマルタです。

P3190402 早速実開始!釣り座は河川が曲ってできた淵(って程でもないですが)の上部にとりました。まずは小型ミノーから投げて巻き始めるといきなりHIT!流れに乗りながら抵抗しますがドラグとロッドでいなして寄せます。2.5lbラインですので中々スリルです!最初の魚なので慎重に2分ほどファイトを堪能しネットに収まったのは50cm程のマルタ。久々の対面です♪

P3190409この後、活性は良好で連続HITタイムに突入!ほとんど入れ喰い状態で手持ちの様々なルアーを試す事ができました。休憩を挟みながら約2時間で20本ほどの釣果。タックルがもっとパワーがあれば更に数を伸ばす事も可能と思われますが楽しみながら釣るには十分な釣果でしょう。

ちなみにルアーセレクトは「流れに負けないもの」を選べば大抵掛かってきます。正直なところ魚の居る位置にルアーが入ればアクションも何も関係ありません。例年ですと4月中旬位まで釣れますので気軽にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

【使用タックル】

〔竿〕カーディフエリア60XUL・〔リール〕セルテート1500改+フロロ2.5LB・〔ルアー〕プレッソミノー4F・カーディフスプーン等

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2009年3月15日 (日)

03/11 松輪成銀丸マダイ船釣行

 春といえば様々な魚の産卵期。その中でも特に人気の高い「乗っ込み真鯛」。

P3110340 今回は今シーズンの様子見とBIG1を夢見て松輪成銀丸へお邪魔してきました。釣行前数日は比較的釣果も良く、ボウズを覚悟しなくてもよさそうな状況。その割には当日の乗船者は4名と少な目。前日からの強風で見合わせた方に加え同宿他船のマルイカ・ヤリイカ・仕立アジに常連さん方がバラけた為のようです。もっとも広々としている事は良いことです。各自四隅に散らばり私は左舷舳を確保し準備を進めます。

午前7時の定刻通りに成銀丸18号船出港。釣り場の剣崎沖までは10分程しかかからずオキアミ板の解凍が間に合わないぐらいです。前日風も残っておりますが昼前には止まるようですし、ベタ凪よりは釣れる気がします♪

P3110342釣り場に到着し早速投入開始。水深は65mでなだらかに下ってゆくそうです。探見丸には中層と底付近に魚の反応が出ています。この時期は乗っ込み個体を意識して高棚を攻める事がセオリー。底から5mを中心に探ってゆきます。釣り座の左舷舳は潮上になりやや不利ですが少人数なので何とかなるでしょう!

マダイに警戒されないようにビシは底まで落とさず底から9mの位置よりコマセを帯状に振り出しながら13mの位置で馴染ませます。ハリスが8mにクッション1m。やや潮が流れてハリスが斜めに入るので-1mの計算です。コマセは出しすぎると喰い及び浮きが悪化するので僅かにポロポロこぼれる程度まで絞っています。

そして開始早々から左舷艫でHIT!大きく竿が曲がってますが竿がムーチングロッドのマダイ釣りではどの程度のサイズかが想像し難いのが難点です。とりあえずサポートすべくタモを持って待機していると水面に浮かんだのは300gほどの小鯛。素早くすくってお渡ししました。

さて次は私の番でしょう♪と思いながら釣り座に戻ってくると同時に竿が海面に刺さりました!あと数秒遅れたらアウトだったでしょう。緩めのドラグを時折ずるずると引き出して抵抗しますが大鯛狙い用に4号ハリスなので不安は全くありません。

P3110339 ムーチングロッドを気持ちよく曲げて上がってきたのは1.5kg級の雌真鯛。無事に玉網に収まり一安心です。腹は真子が膨れつつあり乗っ込み間近と感じられます。この個体が居るという事は大型の雄真鯛も入ってきているはずです。

その後暫くは私以外にポツポツとアタリ続き、出船一時間で船内ボウズ無しとなりました。乗船者4名とは言えマダイ船でボウズ無しは活性が高い証です。しかし潮上の定めか私が回収するかコマセを振ると裏舷や艫にアタリが出る事は解っていながらも釈然としないものがあります・・・。やはりマダイ釣りは釣り座選択が重要ですね。

さて、折角ですので釣り座選択について少し触れておきましょう。マダイ釣りは基本的には潮下有利とされています。そもそもマダイはコマセの中心に突っ込む魚ではなくコマセの外側で拾い喰いをするタイプの魚です。それは他のコマセ釣りに比べて異様に長いハリスからも納得頂けると思います。つまり潮下に座れれば他者のコマセが自分の仕掛けにも効く上に一番離れたところに餌を流せるので通常よりも喰いが良くなるわけです。

では具体的にどのように席を選べば良いのでしょう?それには「潮の干満」と「風」の情報を知る必要があります。東京湾ですと通常は満ち潮で湾奥に潮が動き、引き潮で湾外へ潮が動きます。そして船はスパンカーによって船首を風上に向けて固定されるようになっています。釣行日の11日で解説しますと風は「北西」で潮は「11:00頃までは引き潮」。釣り時間は「07:00~14:00」との条件です。つまり「船首は北西を向き潮は北から南に11:00頃まで流れる」との事になります。この場合の潮下は右舷艫で潮上は左舷舳です。

このように様々な気象・海況を予測し釣り座を確保する事がマダイ竿頭の近道となります。もっともこの通りに席が取れれば何の苦労もありませんが・・・

ちょっと長い解説になりましたが以上のような理由で私はこの後11時頃まで暇な時間を過ごす事に・・・。ちなみに対応策にはハリスを伸ばす等がありましたが思いのほか風が残っており手返し悪化を招くのでやめました。

P3110350 やっと潮が変わった11時半頃より私にもアタリが出始めましたが時既に遅し。小鯛2枚を追加して釣果3枚でスソとなってしまいましたorz 通常のマダイ船ならば3枚でスソは無いはずなのですが今回は常連氏が腕揃いでしたので仕方ありません。

残念ながら船中BIG1は出ませんでしたがマダイの活性も高く今後期待できそうです!私の予測では4月中旬頃がもっとも熱くなるとみています。春の大型マダイを求めて是非とも狙ってみてはいかがでしょう?

P3110348

【使用タックル】

〔竿〕バイパースティック310Ⅱ・〔リール〕シーボーグ250FB・〔仕掛け〕ステンカンFLロング80号・夢の天秤1.5mm70cm・ロングライフクッション1.2mm1m・シーガー船ハリスFXR4号8m・閂マダイ10号

【船宿】:成銀丸 ℡046-886-1719

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2009年3月 6日 (金)

02/28 平塚豊漁丸アコウ船釣行

 最近は諸事情により中々狙いの釣り物に行くことができませんでしたが天気も何とか安定しアコウダイを狙って平塚豊漁丸にお邪魔してきました。

深場釣りの代表的な魚であるアコウダイは通常500m超の水深に生息している事が多いですが2月頃から5月頃にかけて産卵を意識し浅場へと移動してきます。そして産卵前後に荒喰いする時期こそ釣り人にとって最大のチャンスとなります。

P2280315_2 受付を済ませて今回は右舷胴の間を確保。乗船者は私を含めて6名で片舷3名づつで土曜日ながらもゆったりと釣りが出来ます♪ ちなみに集魚灯は縄切り魚の寄りを抑止するために使用禁止となってますのでご注意下さい。

Sany0089_01 船に荷物を積み込み準備開始。仕掛けは胴付10本針に錘300号。餌は夏に大量に釣ったカツオのハラモとスルメイカの短冊を用意しました☆ 勿論、味の素を添加して旨味を強め、紫外線加工液で怪しく光るように仕上げております。ちなみに今回は紫色を使用しました☆ 状況によっても変わりますが普通にアピールするなら。キンメなどの目が良い魚にややローインパクトにアピールする時はを用います。

P2230310 さらに針は実績ある夜行針とネクタイを組み合わせを銀針と交互に配置。夜光針は何故かスミヤキに嫌われるピンク発光を使用。ネクタイはタコベイトに比べて軽く僅かな潮流でも良くなびく為か実績も高く、個人的に信頼を寄せています。

P2280314  竿をセットし治具に巻いた仕掛けへ餌付けしていると出船の時刻となりました。釣り場の大磯沖までは15分程度と移動時間も短めで、程無く到着し投入合図が出されました。

初投は冶具投入。餌巻器兼投入器となる冶具は初めこそ抵抗はあるかもしれませんが慣れたら手放せない必須アイテム!錘を落とすとパラパラと絡む事無く仕掛けは海中へと消えてゆきました。投入後はリールがバックラッシュしないようにサミングしながら着底を待ち、着底後はウネリで錘が底を叩く状態にしながらアタリを待ちます。尚、2投目以降はマグネット投入です。

P2280317 水深は420m。緩やかな駆け上がりでキッチリ底取りを繰り返さねば直ぐに仕掛けは斜めに入り、根掛かりの原因になります。ちなみに底立ちを取る動作自体が誘いにもなりますので投入後はサボらずに仕掛けのメンテをすることが重要となります。

暫く底取りを繰り返すと「コツコツ☆」と竿先へ小さなアタリ。アコウにしてはアタリも小さく感じられます。ユメカサゴでしょうか? 取り合えず様子を見るべく錘を底へ付けて様子を見ますが引きが強くなる気配は一向にありません。微妙な喰わせの攻防が続きましたが回収指示が出てしまったので攻防終了。残念ながら重量感はありません。

はじめは空振り。一番下の餌が盗られており、針先には僅かに黒い幕のようなものが付着していました。恐らくユメカサゴでしょう。次の投入に備えてマグネットと船縁に仕掛けを広げて準備していると裏舷より歓声が・・・! 直ぐに身を乗り出して見て見ると良型アコウの姿!初投から船内に本命が取り込まれ嫌が応にもテンションが上がります・・・。どうやら掛かった場所はだいぶ上の針のようです。

『次こそは!』 誰しもが同じことを考える2投目。アタリを確実に出せるよう少々工夫を凝らして挑んでみました。最上段の針に餌と穴空けを施したイカワタを装着。海中でゆっくり溶け出して臭いで魚を寄せます。この作戦が功を奏したかどうかは確証が持てませんが着底後しばらくすると待望のアタリ到来! 叩くアタリの強さからも上部に掛かったようです。通常ならば追い喰いを狙うところですが一先ず「1匹目は確実に取り込むように」との船長の勧めもあり巻き上げ開始。水深の半分くらいとなる200mでの抵抗もあり本命に違いないでしょう♪

P2280319  期待通りに水面に姿を現したのは本命アコウダイ!約一年ぶりの再会(?)です。抜き上げの感触から2kg半といったところでしょうか?確りと夜光針+ネクタイのところに喰いついております。

さて、これでボウズはなくなりました色々強気に試してゆけます♪ 3投目は2投目同様の仕掛けでゆきました着底早々に無念のオマツリ・・・。しかもオマツリした人に魚が掛かっており仕掛けはヨレヨレ。残念ながら仕掛けの交換を余儀なくされました。この流しでも船内ポツポツとアコウが取り込まれており、やはり上針に喰っています。

P2280316_2 4投目は明らかに身餌の反応が良いと思ったので殆どの餌をカツオハラモに交換。しかし着底してしばらくはアタリ無し・・・。それでも流しの最後の最後でヒット!30秒も無く回収指示が出されてのでギリギリセーフです。残念ながら時間が無かったので追い喰いはさせられませんでしたが2匹目GETです!この魚も上針です。

5投目、魚が浮いている事は確実でしょう。仕掛けを連結させて広く狙う手も考えましたがこれ以上針数を増やすと規定に接触してしまいます。そこで錘で底叩きつつ仕掛けの棚を上げるために即席で捨糸を1ヒロ追加。これで対応できるはずです! そして着底して不意に太陽が差し込むとHIT!恐らく紫外線加工餌のおかげでしょう。海底への紫外線到達量が増えた為に発光し魚が反応したようです。しかも今度は時間も十分にあります。竿先の叩き具合からこの魚も上部に喰ったと推測。下部ならば一気に道糸をだしてリングの重さで仕掛けを這わせますが、今回は上部なので錘を着底し竿のテンションが僅かに緩む程度に調整し仕掛けを立たせて追い喰いを誘います。あとは掛かった魚が外れない事を祈りつつ、多少暴れてもらって追い喰いの誘いになってくれる事を期待するばかりです。

P2280318 仕掛けを調整しながら約5分。だいぶ仕掛けも斜めに入り、他者とのオマツリの危険性も出てきたので回収開始。途中に強めのシグナルがきたので多分増えていると思います。巻き上げは回収指示より時間があるので低速巻上げ。折角ですから大事にゆきましょう。やがて水面に到達した仕掛けを手繰ると「ボコッ」「ボコッ」と2匹浮上♪ 一番上と2番目の針に喰っており捨糸を足して正解でした!これで4匹目です♪

最終流しの5投目は大きく港よりに移動。水深は似たようなものだったのですが魚の機嫌が悪かったのか、居なかったのか。船に追加の魚が取り込まれること無く沖揚りとなりました。

P2280322 アコウはこれから本格的な乗っ込みを迎えます。粗雑で大漁のイメージがつきまとう深場釣りのイメージはもはや過去の話です。細かな工夫やテクニックで如何に喰わせてゆくか釣り人側の技量が試される昨今の深場釣り。提灯行列を夢見て狙ってみてはいかがでしょうか?

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【使用タックル】

〔竿〕ブルバイパー深海200Ⅰ・〔リール〕シーボーグBULL1000・胴付10本針(ムツ針夜光ピンク18号・スペアラバー等)・錘300号

【船宿】:豊漁 ℡0463-22-5956

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